平成27年度 合格者達の声


後半戦通信添削講座(参加No.1060)
Nさんの声(東京都)

1.ウラ指導の指導内容で特に合格に役立ったと思われること.
私の本体でもある資格学校は、後半になるにつれて 特殊条件、又は面積の条件がきつくなります。
よって、設計条件等の裏読みが出来ればある程度回答できるようになります。(人によりますが)
ただ本試験の場合は敷地条件等を見ても、ある意味全部曖昧な感じで出題されていると去年から感じていました。
よって学校のセオリー通り進めると成り立たないように出でくると思いました。
今年はウラ指導さんを通す事で、施設にとって肯定的な設計は取り入れ、余計と思われる設計はしない事と大胆に割り切り、自分の考えに柔軟な対応が出来ました。
ただ私は2年目と言うことがある意味大胆に行動出来たのかとも考えられます。
また年数を重ねている人ほど疑心になっていて、にもかかわらず大手進学校のセオリーが崩せない状況なんだなと感じました。
私の率直にな意見としては、資格学校の資料は大事です。ただそれだけでも駄目で、課題の特性等は自分なりに研究が必要だと思っています。そこで、ウラ指導さんのブログ等がとてもストレートに響きました。写真付きで、ちょっとの情報なども更新していただけている事に試験課題を進めるにつれて、立体的に施設をとらえることが出来た事が、私にとってとても役立ちました。

2.学習方法で工夫したことや力を入れて勉強したこと.
私は、恥ずかしながら記述が苦手で、去年は資格学校の定型文をひたすら書きました。
そのせいか、文書に余裕がない印象を与えているなと感じて、今年は記述に力を入れました。
特に、プランでは、やりたいけど出来ない場合会えて明確にしない事。
例 : 何々なるよう 「出来るだけ努めた」 「出来るかぎり心がけた」などの言葉を使って、肯定的に捉えてもらえる工夫をしました。
逆を言えば、記述のアピールがしたいから、プランに気を配った感じが致します。
伴い、何が良くて何が印象悪いかは整理して勉強してました。

3.過去に受験経験があれば,合格できなかった年に比べて心構えや当日の心境などで変わった点はありましたか?(初受験の場合は,無視してください)
去年は初年度であって為 全てに余裕が無くなりました。
特に精神状態も良くなく 終わりのないマラソンをしていた気がします。
その反省も踏まえ、製図の勉強の前に運動を取り入れました。
実際は運動というよりもストイックで、私の事務所兼勉強場所が日野市にある為、早朝6時より高尾山に登り、8時のケーブルカーにて下山してから勉強していました。
周りは色々言っていましたが、気分が晴れる為勉強、仕事のバランスになり、去年より余裕を持って集中出来ました。
*病み付きになり、今も各週程度に登っています。
また当日は、会えて受験生と離れた環境でA4に縮小した宿題等を眺めていました。
あと、緊張しないように普段どおりの格好(カーゴズボンの作業着)で 現場に行くつもりで現地にて待機しました。

4.その他,製図受験の感想,後進の受験生達へのアドバイスがあれば教えて頂けると助かります.
信じる者は人それぞれですが、「自分は普段仕事が出来る」などの気持ちを捨てて、素直な学生に戻ってみてはいかがでしょう?以外とそちらの方が近道の気が致します。
ただ、他力本願では駄目ですね。
最後は自分が確信を持てるほど研究する事が大事だと思っています。
本当に何処から目線なのかわかりませんが、不躾ながら私の勝手な意見とさせて頂きます。