平成20年度 合格者達の声


後半戦通信添削講座(参加No.1078)
Nさんの声(福岡県)

ウラ指導様
ユーザープランニング参加NO.091 Nといいます。
おかげさまで、一級建築士合格しました。ありがとうございました。

受験の感想を書かせてください。

私の受験経歴は長いのですが、きちんと勉強をして受けたことは一度もなく、昨年も試験前日に徹夜で仕事で未受験。今年が初受験のようなものでした。

個人の設計事務所で朝から夜中まで、休みなし。給料はスズメの涙。もちろん、建築が大好きで、自分で選んだ道ですが、人生設計は全く進まず、、、。3月に突然思い立ち、退所して受験に専念することを決意しました。

担当物件にある程度きりがついた4月の半ばに仕事を辞め、個人的にしていた仕事も落ち着いた5月ごろから勉強を始めました。
とにかくお金と時間がなかったので、今年購入した法規のウラ指導と一年前に購入していた合格物語、インターネットが頼りでした。07年の内容は自分でカバーすることにし、ただただ過去問の研究を続けました。

ウラ指導さんの解説は他のどんなものよりわかりやすかったです。
まさに「身に付く」とでもいいましょうか、すんなり理解できるのです。
口語の解説がいいのだと思います。もちろん、実務の経験も必要だと思いますが。
はっきり言えます、資格学校に通う必要は全くナシ!

一通り体系的にすべてに目を通し、そのあとは毎日10年分の過去問を模擬試験として挑みました。試験をして、そのあともう一度すべての問題を自分で解説できるまでチェックする。それを繰り返しました。3回目のときはかなり自信がつきました。
私はとにかく本番と同じ体裁で問題に向かうことが効果的だと思います。つまり、学科1,2を3時間で、そのあと学科3,4を3時間で、という風に。科目ごととか、単元ごと、というのではつまずきにいつまでも固執してしまう。合格点を確保するためには、常に試験全体の中でとらえることが大事だと思います。

過去問を本番と同じように繰り返したことで、本番では精神的な余裕もできました。
「お、今回はこの手できたか」とか、「こりゃ誰も解けないな。」とか。
試験前は恐ろしく緊張しましたが、試験が始まってしまえば意外と冷静でした。
学科は71点でした。

製図も資格学校に通うことは考えませんでした。ウラ指導さんを信頼していましたのでパーフェクトコースに参加しました。

事務所を辞めてしまったので、働かなくてはなりません。試験中に止まっていた個人的な仕事があったので、その設計に明け暮れていたら、あっというまに製図試験3週間前になってしまいました。
添削提出の締め切り直前にたった2題だけチェックしていただきました。たった2題だけでもかなり力になりました。
そしてほかの参加のみなさんの解答図面を見れたのがもっとも力になりました。ほぼすべてに目を通しました。
すると、自分自身で他人の図面を添削できるようになってきました。
自分を客観的に見ることができるかどうかがこの試験の攻略のポイントだと思いますが、その意味ではこのシステムは最適です。

エスキスがなかなか時間短縮できず、苦しみましたが、くりかえし何度もエスキスしました。すると、ボリュームと動線配置の感覚を得ることができてきます。あとは割り切りと判断の早さだと確信しました。

また、課題ごとの掲示板も本当にすばらしいシステムです。まったく製図試験を知らなかった私が、勝負できるようになれたのはこの掲示板をすべて読んでからです。
また、わからないことは掲示板をとおして質問しました。私はPC梁について質問したのですが、いろんな方が口語で説明してくださるので、本当によく理解できました。自分でもかなり研究して、むしろ強みになり、実際、本番でPC梁を使いました。このPC梁の件は特に感謝しています。

製図もいろいろ試して必ず2.5時間でかきあげる方法を編み出しました。なんどもかいてリズムを身につけることを心がけました。私はもともと線を引くのが得意だったのでフリーハンドにしました。
また、平行定規が重たくて邪魔だったので、木製の製図板+T定規にしました。スタイロと滑らないシートで自作した、オリジナル枕も大活躍でした。とにかく軽くて簡単に図面自体を動かせ、その都度、書きやすい姿勢と角度にできるので便利でした。線を引くのが得意な方はぜひ試してみてください。私以外にT定規の方は未だ知りませんが、おすすめです。

どちらにもセオリーはなく、自分のやり方を見つけることが必要だとおもいます。
試験まではどんどんやり方を変えて試してみたおかげで、私なりの方法が見つかりました。

製図試験本番もやはり冷静に受けられました。
明らかに難しい。
とにかく図面を仕上げることを優先させようと決め、普段ならしなかったような強引な寸法でも優先順位を決めたら突き進みました。
試験が終わったとき、はっきり言って、自信ありました。

めでたく、新しい設計事務所にも就職でき、ようやく自分の将来も設計できそうです。
建築士試験をとおして、改めて建築とは何か、をたくさん考えました。建築が社会に果たす責任とその現状をずいぶん考えました。ウラ指導さんの解説はいつもその点を大切にしてあり、資格の取得ノウハウだけにとどまらないその姿勢はおなじ設計者としてのお手本でした。
ウラ指導さんを信頼して真剣に取り組めた第一の理由かもしれません。
ウラ指導さんとの勉強を通して、現在の建築士試験がその目的を考え直しつつある過渡期であることを知り、建築士を取得したからといって終わりではなく、これからも注目し続けていかなければならないと思っています。

私は仕事をしながらの受験でないことをずいぶん恥じていましたが、それも自分のためにはよかったのだといえるよう、これから真剣に建築に取り組みたいと思っています。

つい、長文になってしまいましたが、
本当にウラ指導さんには感謝しています。ありがとうございました。