平成19年度 合格者達の声
■後半戦一発逆転模試(参加No.0345),ユープラ(参加No.053)
Kさんより(神奈川)
私は製図試験4回目でようやく合格しました。
資格学校に通っていました。
1回目,2回目はランクⅣ,3回目はランクⅢでした。
資格学校に全て通って本気で取組んだのは,4回目(今回)が初めてでした。自分がサボった時期があったので,これまでの不合格を学校の指導のせいにする気はありません。良い先生,仲間に出会えたので,非常に良かったと感じていますし,感謝しています。
一方,ウラ指導のサイトを見て,受講生の方の図面をチェックしたり,ウラ指導の本を買って読んだりもしました。講習会にも参加しました。
ウラ指導は,画期的です。
テクニックではなくて,本質を突いていると感じました。
学校も僕にとっては有意義でしたが,ウラ指導に出会っていなければ,受かってなかったとも思います(資格学校だけでは,本質を見抜けなかったと思います)。
課題を「解く」のではなくて,はじめに模範解答を自分で作ってみる。「ここに吹抜けがあったら気持ちいいだろうな。」「エントランスは建物の顔だから,歩道からこんな狭いセットバックじゃ分かりにくいし,入りにくい。
また,建物に入ってすぐの場所だからもう少し広くしよう。」「ここは階段上がって右は活動的なエリア。左はしっとりしたエリアで分けてみる。」「ここは上下を階段で繋げてダイナミックに。」など,自分で好きに考えてみました。
徐々に欲が出てくるのですが,あまり複雑にしたら,自分で課題文に起こしきれない。ってことは試験としてはこの程度なのかな,といった「感覚」を覚えると,勉強が楽しくなりました。
設計は楽しいと感じる瞬間が何よりもうれしかったですし,ウラ指導に出会わなかったら,ひたすら辛いだけの試験勉強だったかもしれません。
もう少し具体的に僕が課題を解く際,勉強に臨む際,意識した点を箇条書きにしてみます。
①設計条件はクライアントの要求。当たり前のことが書いてあるように見えるがその一文の中に込められた意味の大きさを常に意識する。
→あくまで建物と敷地トータルでバランス良く計画する。イケテない「部分」があっても,建物「全体」でまとまっていれば成立する。
②エントランスは建物の中心に設ける。
管理事務室と利用者コアもシンプルに分かりやすい場所に設ける。
管理用のコアは,管理エリアのうち,利用者コアから極力離した位置にする。
→この辺は,他人の図面などから,パターンをいくつか知っておくと良い。
まとまった計画かどうかは,コアの位置を見ると大体分かる。3階建程度なら,階段もよく利用されるので,その配置も重要。
また,セオリーはセオリーで使えるときはバンバン使う。
③共用の「ホール」はまとまったスペースを確保する。狭い廊下の先にまとまったスぺースではなくて,まとまったスペースから,廊下が派生するように意識する。ウラ指導でいうところの,動線の「手前」と「奥」。実際の建物を参考に,自分がその施設を訪ねたときをイメージする。
④大きなグルーピング,ストーリーを捉えたら,その後は試行錯誤する。パズルも必要。トレーニングすれば,パズルも自然と効率よくなる。ただし最初からパズルは×。
⑤添削されたら,それを素直に聞く。真面目に聞く。理由は説明しても,言い訳はしない。
⑥人の図面をたくさんみて,互いに議論する。
⑦仕事と試験をリンクさせる。
学科でも製図でも勉強したことが仕事に活かせると,やりがいがある。
以下は余談です。
⑧まとまった時間が確保できないときは,寝ませんでした。極端ですが,仕事の手を抜きました。
⑨落ちたときも,「まだ自分には時期尚早だけど,いつか機が熟す。苦労したら分成長できるし,いい建築士になれる。」と,自分を励ましました。
⑩試験勉強を通じて感じたこと,出会った仲間は,宝物。決して自分ひとりが苦労しているんではないと感じました。家族にも感謝してます。
そして,これからがスタートだって思います。
以上,長々と書いてしまいましたが,ウラ指導の建築に対する姿勢には共感しています。これからも応援します。僕も頑張ります。