構造特性係数Ds算定の解説

新問題ゲットのためのDs算定の解説(H21年6月30日公開)

H20年度の構造科目21問目の1番目にも出題されている構造特性係数Dsに関しては,基本となる数値と全体の傾向を押えておけば万全です.

具体的には,建告(昭55)第1792号で規定されておりますので,この告示に目を通しておくとライバル達と差をつけられる1点をゲットできる可能性が高まるでしょう.

本試験まで時間がありませんので,分かりやすく解説しておくと,鉄筋コンクリート構造のDsは0.3~0.55,鉄骨造のDsは0.25~0.5までの数値となります.

また,全体的な傾向としては,部材群の種別がA→B,B→Cというように,せん断破壊(脆性破壊)しやすくなるほどDsの値は,基本的に0.05ずつ大きくなる傾向となります.詳細は,こちら

H21年度の一発逆転模試においても,上記内容に関する問題(応用問題含む)を出題させざるを得ませんでした.Ds算定については,時勢柄,要チェックです.

最後に,構造特性係数Dsの基礎知識についてご説明しておきましょう.
構造特性係数Dsとは,建物の変形能力を数値化したもので,変形能力が高いほど小さくなります.

また,
必要保有水平耐力(Qun)=地震力によって各階に生じる水平力(Qud)×構造特性係数Ds×Fes(偏心が大きい場合などのペナルティ)
であるため,構造特性係数(Ds)の値が低くなればなるほど,必要保有水平耐力の値を低減させることができる.

尚,保有水平耐力計算においては,建物の保有水平耐力を必要保有水平耐力以上にしなければなりません.
 
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